北洋銀行は、新型コロナウイルスの道内企業の経営影響調査結果を発表した。63%の企業が「売り上げが減少」したと回答。前年比で9ポイント減少したものの、依然として6割以上の企業で影響が続いている。活用した支援策(複数回答)は「資金繰りなど金銭面での支援」が前年比26ポイント増の58%で最多となった。
コロナ禍の影響(複数回答)については、「売り上げの減少」が最多で、これに「休業・時差出勤などによる従業員の人繰り」(25%)、「海外からの仕入れが困難」(22%)、「国内からの仕入れが困難」(21%)が続いた。
売り上げが減少した企業の業種別では、ホテル・旅館業が100%で最多。以下、卸売業(80%)、食料品(79%)、木材・木製品(78%)の順。建設業が35%で最も影響が少なかった。
雇用状況は前年に比べ14ポイント減少したものの、26%の企業が「人員過剰感がある」と回答。「人員不足」は11ポイント上昇して24%に。「影響なし」は2ポイント増の48%だった。業種別では、ホテル・旅館業の9割が「人員過剰感がある」と回答した。
コロナ禍の業務の改善(複数回答)では、「業務内容・規模の見直し」(57%)がトップ。これに「組織・人員体制の見直し」(51%)が続いた。
支援策に関しては、既に活用した施策としては「資金繰りなど金融面での支援」が最多で、以下、「雇用維持のための助成金」(38%)、「売り上げ減少に対する現金給付」(26%)の順。活用予定の施策(複数回答)としては、「設備投資への補助金等の支援」(12%)が最多だった。
今後、拡充を希望する支援策(複数回答)では、「設備投資への補助金等の支援」(26%)、「税制面の特例・軽減措置の利用」(25%)、「販売やサービス提供の需要喚起」(21%)が上位を占めた。
調査は北海道二十一世紀総合研究所に委託し、5月下旬~6月中旬に道内企業699社を対象に実施。412社から回答を得た(回答率58・9%)。
















