(5)「もしもトイレがなかったら」 著・加藤篤 小学校中学年向け

(5)「もしもトイレがなかったら」 著・加藤篤 小学校中学年向け

 10年前の東日本大震災の時に避難所で最も問題になったのは、暖房でも給水・上水設備でもなく「トイレ」だったそうです。避難所生活では、たくさんの人たちが一緒に生活することになり、トイレが混雑します。また、仮設トイレでは、和式便器だとしゃがめないお年寄りなども利用するのに苦労します。

 1日何も食べなくても、我慢することはできそうですが、トイレは我慢することはできません。毎日、清潔なトイレで安心して用を足すことができていることは、当たり前のようですが、当たり前ではないことをこの本は教えてくれます。

 トイレの歴史や世界のトイレ事情など幅広い観点からトイレと人との関わりを知ることができます。大切なトイレのこと、もっと考えてみませんか?

 (少年写真新聞社 1760円)

 苫小牧錦岡小学校 鈴木祐亮

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