ワクチン調整枠30市町配分 苫小牧に3510回分

ワクチン調整枠30市町配分 苫小牧に3510回分

 新型コロナウイルスワクチンの効率的な配分のため都道府県の裁量で決められる「調整枠」について、道は15日、道内自治体への配分内容を発表した。全体量は10万5300回分で、計30市町に8月前半(2~15日)の供給分で実施。札幌市に全体の約4割に当たる最多の4万6800回分を供給するほか、苫小牧市(3510回分)など29市町にそれぞれ1170~7020回分を配分する。

 国は全国で在庫が多いとされた市町村の「基本枠」から1割減らし、その分を都道府県に裁量を与える「調整枠」として配分される。道によると、道内自治体のうち、人口に比べてこれまで供給量が少ない自治体を対象にしたという。

 札幌市をめぐっては、国から余剰在庫があるとみなされ、8月前半の国からの割当量が1割(1万2870回分)削減されていた。今回の道の調整枠分(4万6800回分)で削減分を上回る量が配分されることになる。鈴木直道知事は15日の記者会見で「希望する量が入ってこないことに対する市町村の戸惑いは相当ある」との認識を示し、地域の実態を反映したワクチンの安定供給を14日に菅首相や加藤勝信官房長官に要望したことを明らかにした。

 道が調整枠でワクチンを配分する自治体は次の通り。

 ▽4万6800回分 札幌市▽7020回分 旭川市▽4680回分 函館市、後志管内余市町▽3510回分 苫小牧市、釧路市、帯広市▽2340回分 千歳市、小樽市、北見市、江別市▽1170回分 恵庭市、新ひだか町、登別市、室蘭市など19市町。

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