日本将棋連盟苫小牧支部(中條範広支部長)所属の白老萩野小6年志摩隆平君(12)が、来年1月に岡山県倉敷市で開かれる「第20回全国小学生倉敷王将戦」に出場する。実力者ぞろいの北海道大会で優勝し、本道代表として出場権を獲得。志摩君は「来年は中学生になるので最後の出場チャンス。目標は優勝」と意気込んでいる。
倉敷王将戦出場は3年ぶり2回目。昨年の全道大会も優勝したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となって涙をのんだ。小3だった前回の結果は準優勝だった。
倉敷王将戦は、同連盟会長(1977~88年)だった倉敷市出身棋士の大山康晴(23~92年)十五世名人を顕彰する目的で開かれている大会。同連盟や倉敷市、市文化振興財団などが主催している。
志摩君は6月27日、札幌市内で開かれた18人が出場した全道大会高学年の部で5戦全勝を果たし、優勝した。全国優勝を決める本戦は来年1月9日に予定されている。
6歳の時、挟み将棋で遊んだことをきっかけに祖父や父と対局するようになったという志摩君は、積極的に攻める戦術が得意だ。月2回ペースで同支部の教室に参加。同連盟の行事や研修会に積極的に参加し、腕を磨いてきた。
自宅でも毎日2時間ほど棋譜を読んだり、ネット将棋などに励む。「全国大会までは毎日、過去の名人が打った棋譜を盤に並べたりして、いろんな戦術を勉強したい」と意気軒高。全道大会優勝は「小学生として出場できる最後の大会だけに緊張したけど、優勝できてうれしかった」と振り返る。
中條支部長(45)は志摩君を「非常に真面目で熱心。将棋への強い思いが日々、彼を強くしている」と評価。「昨年は大会が中止となり、悔しい思いをした。全国の場で実力を最大限発揮してほしい」とエールを送る。
















