樽前山神社例大祭の伝統行事「車両みこし渡御駐輦(ちゅうれん)祭」が16日、苫小牧市高丘の同神社を発着地点に行われた。みこしを乗せたトラックが市内各地の公園などを巡回。住民と地域の安全や繁栄を願った。
新型コロナウイルス流行を受け、例大祭のうち宵宮祭(14日)や本祭(15日)をはじめとする神事は昨年以降、関係者のみで実施しており、駐輦祭は2年ぶりとなる。
車両みこしは午前9時半ごろに神社を出発。市内を錦岡地区、沼ノ端地区など6地区に分けて回り、各地の公園や駐車場、苫小牧港・西港の各埠頭(ふとう)などで町内会や地元企業の関係者らが見守る中、神事を行った。
最初の訪問先となった若草町の中央公園には駅前・小糸井地区の各町内会の役員ら11人が出席。地域住民の健康や安寧を願って巫女(みこ)が速神楽(はやかぐら)を披露した。
「世の中の疲れや困難が速やかに解消されることを願った」と、同神社の永井承邦宮司。一区町内会の町内会長、吉田利昭さん(77)は「地域行事の中止が続くが来年こそは人が集まって楽しい時間を過ごせる一年になればと思う」と話していた。
















