北洋銀行は、2021年の「道内景気と賃金動向」調査結果を発表した。賃金動向では、定期給与(基本給、諸手当など)を「引き上げ・引き上げ予定」と回答した企業は68%となり、前年に比べ2ポイント上昇。ただ、新型コロナウイルス感染拡大前の19年(77%)に比べると依然、低水準にとどまっている。
業種別では、建設業が前年比3ポイント上昇して81%で最多。以下、鉄鋼・金属製品・機械(79%)、卸売業(75%)の順。コロナ禍が直撃するホテル・旅館業は前年比4ポイント下降して26%と最低だった。
一方、特別給与(賞与・期末手当など)を「引き上げ・引き上げ予定」と回答した企業は21%となり、前年比11ポイント上昇した。
道内景気に関しては、景気判断DI(『回復』していると回答した企業の割合から『悪化している』とした企業の割合を引いた数値)はマイナス69と前年に比べ19ポイント改善。4年ぶりに上昇したものの、リーマンショック後の09年(マイナス71)並みの低水準にとどまっている。
道内景気が回復に転じる時期については、「22年中」(60%)が最も多い。22%の企業が「23年以降」と回答し、「21年中」は18%だった。
景気先行きの懸念材料(複数回答)については、前年より9ポイント減少したものの「新型コロナウイルスの動向」(77%)が最多。これに「国内景気の動向」(72%)、「個人消費の動向」(61%)が続いた。
調査は5月下旬~6月中旬に道内企業699社を対象に実施。412社から回答を得た(回答率58・9%)。
















