苫小牧市植苗の日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリは18日、開設40周年を記念し、美々川で自然観察会「美々川すいすいツアー」を行った。親子連れら21人が源流部の散策やカヌーによる川下りなどを通じ、水が育む豊かな自然に触れた。
ツアーは当初、5月に計画されていたが、新型コロナウイルス流行を受け、この日に延期となった。
一行はまず、新千歳空港近くにある美々川の源流部を訪ねた。ウトナイ湖を形成する重要河川の源をじっくりと観察後、第二美々橋カヌーポートに移動。2~4人に分かれてカヌーに乗り込み、約2キロ先のタップコップ親水公園まで川下りをした。
参加者は川面を流れる爽やかな風を浴びながら、野鳥の鳴き声や川の中の草花も観察した。カヌー初心者も多かったが、スタッフらの手ほどきで川下りを満喫していた。
市内拓勇西町在住で、札幌市内の学校に通う飯塚鈴さん(17)、健斗さん(12)きょうだいは「美々川をカヌーで下るのは初めて。珍しい植物を見られて楽しかった」と笑顔で語った。
道内はこの日、高気圧に覆われた影響で各地で気温が上昇し、苫小牧も最高気温が31・8度と今季初の真夏日を観測した。
ウトナイ湖サンクチュアリは1981年5月、日本野鳥の会による自然環境の保全と自然保護活動の拠点として、国内で初めてバードサンクチュアリに指定された。11月にはウトナイ湖ラムサール条約湿地登録30周年と合わせ、市と共催のシンポジウムが計画されている。
















