フォーク歌手で詩人の友部正人さん(71)による24年ぶりの苫小牧ライブが18日、苫小牧市錦町のロックバーJAMで開かれた。地元のファン24人を前に熱唱。アンコールで代表曲の一つ「一本道」を披露するなど、エネルギッシュなパフォーマンスを見せた。
昨年9月に4年ぶりの新作アルバム「あの橋を渡る」をリリースした友部さんは、収録曲を中心に約20曲を演奏。東日本大震災から10年たつ東北についての思いを込めた曲を情感たっぷりに歌い上げたほか、釧路湿原を歌った「水門」や函館出身の大道芸人ギリヤーク尼ケ崎さんがテーマの「大道芸人」といった道内ゆかりの自作曲も披露した。
国内のフォークソング草創期から活躍する歌手の一人で、苫小牧でのライブは1997年6月に「アミダ」で開催以来2度目。会場となったJAMの店主青葉昌之さん(58)は40年来のファンで「素晴らしい夜になった」と目を輝かせた。40年以上のファンという桜坂町のアルバイト柴山邦明さん(69)は「今も変わらぬ声量で、メッセージのこもった歌を届けてくれていて感動した」と話した。
ライブを終えた友部さんは「苫小牧の皆さんに、熱のこもったライブにしてもらった。また訪れたい」と笑顔を見せた。
















