駒大苫、終盤追い切れず―17日、守りから崩れ

駒大苫、終盤追い切れず―17日、守りから崩れ

 17日の開幕戦で駒大苫小牧が立命館慶祥に4―11でコールド負けを喫し、初戦で姿を消した。佐々木監督は「終盤の戦い方として守りで崩れてしまったのは想定外だった」と苦渋の表情で声を落とした。7点の大量リードを許していた七回に3点を返すなど終盤から反撃を試みたが、追い切れなかった。12安打で4点も苦戦を強いられる原因になった。

 その中で1番津田(3年)がチーム唯一の3安打猛打賞。初回に三振で倒れていただけに「つなぐ気持ち」で打席に入った。「2打席目以降で修正できたのはよかった」と振り返った。

 3年生21人は大学に進学し野球を続ける予定だ。佐々木監督は「高校野球がすべてじゃないけど、この景色を覚えておくように」とメンバーに伝えた。津田は「この悔しさは一生忘れない。舞台は違うけど大学でこの借りを返したい」と誓った。

立命館慶祥     打安点
(8)坂下     431
(4)斎藤     431
(7)道下     321
(3)中村     424
(9)三宅     423
(2)長内     511
(5)島山     300
(1)杉本     400
 1 川村     000
(6)橋詰     300
        341311
振球犠盗残失
1162370
投手  回  安  責
杉本  7  10 3
川村  1  2  1
駒大苫小牧     打安点
(4)津田     430
(9)熊野     100
 H 田中善    100
 9 櫻井     211
(7)三次     421
(6)佐藤     400
(3)1橋本    322
(8)荒木     420
(5)本間     200
 H 松田     100
 5 小田     110
(2)田中結    100
 2 北山     300
(1)石橋     200
1林      000
H茶木     100
13中西    000
H黒坂     110
        35124
振球犠盗残失
6321121
投手  回    安 責
石橋  61/3 8 6
林   2/3  3 2
中西  1/3  2 3
橋本  2/3  0 0

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