むかわ、日高、平取の3町の観光協会などが資源を生かして地域づくりを進める鵡川・沙流川DMO「ワクワクワク」が、各地の特産品を使った3種類の地サイダー「ワクワクサイダー」を開発し、販売している。特産品は、むかわ町穂別地区の農園で生産し「奇跡の果実」と呼ばれるシーベリー、日高町産ホオズキ、平取町産トマトの3種類。暑い夏にお薦めの一品で、年代を問わず楽しむことができる。
日高のチーズを使って2020年に商品化した「ワクワクワクチーズケーキ」に続き、3町共同で行っている商品開発の第2弾。青森県八戸市の清涼飲料水製造会社に委託し、各町それぞれの特産品を生かした商品となった。
ビタミンが豊富で美容にも効果があるとされ、日本国内でも数少ないシーベリーのソース、フルーティーな甘みに酸味が加わったホオズキのピューレ、トマトの果汁をそれぞれ使用している。担当者によると、いずれも「甘さは控えめ、お酒で割ることもできる」とし、「暑い時にもさっぱりと飲める」とPRする。
サイダーは1本(330ミリリットル)で税込み330円。むかわ町の「ぽぽんた市場」のほか、平取町の「びらとり温泉ゆから」、日高町の道の駅「樹海ロード日高」などで販売している。

















