北海道経済産業局は、道内中小企業の生産性向上と競争力強化を図るため、デジタル技術を活用した企業文化の変革(DX=デジタルトランスフォーメーション)の推進支援に取り組んでいる。併せて、DX化に伴って増大が見込まれるサイバーセキュリティーリスク対策の支援も行う。
コロナ禍の長期化で社会のデジタル化が急速に進み、新しい働き方やサービスの在り方など変化している。道内の中小企業にはデジタル技術を活用した企業文化の変革で新たな価値の創造が急務という。特に道内は全国でも少子高齢化が急速に進展し、労働力不足は顕著化。あらゆる分野でのDXの推進が急務となっている。一方で実情は全国で9割がDX未着手となっており、道内中小企業も3割がサイバー被害に遭っているという。
道経産局はこれらの課題に対応し、地域経済の持続的な維持・発展につながるDX化を推進する。具体的には、本道の強みである食品製造業から補助金や税制、認定制度などを活用して企業のDX成功モデルを展開。DXの理解を高めて機運を醸成する方針だ。特に21年度はデジタル化を模索する食品製造関連の3社に新たなビジネスモデルを生み出す実証的な取り組みを支援。ニーズ調査や専門家派遣、技術研修会開催などでビジネスモデル予備軍を発掘する。情報を発信して普及を促す計画だ。
また、サイバーセキュリティー対策では意識の実態調査とセミナーの開催、人材育成に取り組む。
















