新型コロナウイルスの影響で入国できずにいた苫小牧市教育委員会の外国語指導助手(ALT)2人が、着任した。このほど市役所を訪れて岩倉博文市長を表敬訪問し、「英語教育を頑張りたい」と抱負を述べた。
市教委は昨年度、ALTをこれまでの6人から14人に増やし、市内14中学校区に1人ずつ配置する計画だったが、感染症による入国制限で1人増の7人体制にとどまっていた。
来日したのは、共に米国出身のマーティン・ベルナルディーノさん(33)=カリフォルニア州=とソコロ・シルヴァさん(24)=アリゾナ州=。新型コロナのワクチン接種や東京での研修を経て来苫した。2学期から小中学校の教壇に立つ。
増員を終えていないため、ALTの勤務校区は数カ月単位で変わっており、8~11月はベルナルディーノさんが青翔中学校区、シルヴァさんが明野中、開成中学校区を担当する。
ベルナルディーノさんは、故郷の気候は暑いと言い「苫小牧は涼しくて、うらやましい」と笑顔を見せる。「言語や文化が違う人と通じ合い、話す楽しさを伝えたい」と話した。シルヴァさんは「市民が親切だ」と顔をほころばせ「英語の楽しさを紹介しながら、子どもたちの会話力を向上させたい」と意欲を見せた。
岩倉市長は「日本は英語教育に力を入れており、生きた英語を子どもたちに教えてほしい」と激励した。
残る5人のALTの来苫は未定だが、市教委の担当者は、2人の着任で「少しずつだが着実に、子どもたちがネーティブ(英米人)の英語に親しむ機会が増えていく」としている。
















