市内公園で水遊びできず コロナ感染対策で注水中止、残念がる子どもたちも

市内公園で水遊びできず コロナ感染対策で注水中止、残念がる子どもたちも
乾き切った水路と注水中止を伝える「お知らせ」=20日、北星公園

 「真夏日」が3日連続し、21日も朝から高い気温となった苫小牧だが、今年は市内の公園で水遊びができなくなっている。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一環で、各公園管理者が噴水や水路への注水を中止しているためだ。利用者も感染対策の必要性は認めながらも「子どもたちは楽しみにしていたのに―」と残念がる。

 最高気温が33・3度に達した20日、人気の水遊びスポットの一つ、北星公園(錦西町)の噴水や水路の前には「感染防止のため、当面、噴水および水路への注水を中止します」と伝える「お知らせ」が置かれていた。4歳の娘と水遊びに訪れたという澄川町の主婦(37)は「コロナで使えないかも、とも思ったが、やっぱり苫小牧の短い夏に水遊びができないのは残念」と口にする。

 観賞用の噴水がある緑ケ丘公園展望台(高丘)も注水を休止している。日新町の主婦(39)は「水が出ているだけでも、涼しい感じになるんだけど」と話し、汗だくで遊具で遊ぶ3歳の息子を見守っていた。

 市緑地公園課によると、市管理の公園で「水景施設」と呼ばれる噴水や水遊び用の池などがあるのは12カ所。例年だと早い公園で5月末から、長くて9月末まで注水するが、今年はすべて止めている。今週に入って、いつから利用できるかの問い合わせが増えているという。

 担当者は「(札幌・大通公園の噴水など)水を出しているまちがあるのも知っているが、苫小牧市として感染リスクを考慮し、慎重な対応が必要と判断した」としている。道の特別対策期間の8月22日まで注水を控える方針だが一部見直しも検討する。

 苫小牧港管理組合が管理する最大の水遊びスポット、キラキラ公園(入船町)も、4月末にいったん稼働させたが、6月下旬から注水を止めている。同組合は「市民のニーズもあるが、感染リスクとのバランスを見ながら再開時期を検討したい」と説明している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る