自閉症への理解深める 千歳の日浦さん招きトークイベント 苫小牧読み聞かせ文庫活動連絡会

自閉症への理解深める 千歳の日浦さん招きトークイベント 苫小牧読み聞かせ文庫活動連絡会
17年間の育児を振り返る日浦さん

 苫小牧読み聞かせ文庫活動連絡会はこのほど、市立中央図書館でトークイベント「小さなおはなし会」を開いた。元苫小牧市民で現在は千歳市在住の日浦祐子さんが自閉症の長男(17)の育児を通して学んだことや、自閉症への理解を求めて続けてきた啓発活動について語った。

 苫小牧市内の読み聞かせ活動団体などでつくる同連絡会が、毎年恒例の交流事業に替わって初めて企画。会員や子どもに関わっている市民が約30人参加した。

 日浦さんは、長男が生後間もなく心臓病と診断された時から現在に至るまで、17年間の出来事を紹介。心臓の疾患や発達の遅れを理由に保育園の入園を断られ続けて悔しい思いをしたことや、コミュニケーションに絵のカードを用いたことが奏功したことなどを語った。

 育児で困ったり悩んだりした際は、自身が所属していた小学校の読み聞かせサークルのメンバーや、北海道自閉症協会苫小牧分会あじさいの会の仲間が支援してくれたことを強調。千歳に移住後は有志の会をつくるなどし、自閉症への正しい理解を呼び掛ける「世界自閉症デー」の啓発に活動してきたことを伝え、「これからも息子やみんなが住みよい社会を目指していきたい」と語った。

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