厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)は21日、夏休みを前に生徒の学習を支援する個別面談を教科別に行った。
通知表の評価だけでは伝え切れない個々の細かい数値データや現状の課題を提示し、今後の学習に役立ててもらおうと実施。各教科の担当教員計8人が43人一人一人にアドバイスをした。同校によると、「小規模校なので一定の時間内で全生徒がすべての教科について担当教員の話を聞ける」と言う。
生徒たちは事前に通知表を受け取り、教科担任のいる教室を巡回。それぞれが1学期の成績結果について指導を受け、今後の糧とした。
2年生の真野薫さん(13)は「データでの説明など通知表だけでは分からないことが聞けて、2学期の成績を意識して勉強することができる」と感触を語り、「テストで小さなミスがあったので、夏休みはワークをしっかりやり、次のテストで難しい問題に答えられるようにしたい。部活動としっかり両立させる」と話していた。

















