苫小牧市消防本部によると、北海道上空に高気圧が張り出した影響で気温が高まった17日朝から21日朝までの5日間に、熱中症の疑いで救急搬送された人は16人に上った。同本部救急課の担当者は「例年は8月に増えるが今年は異例のペース」と話す。今後も気象条件によっては気温が上がるとみて、「朝晩の気温が低くても油断せずに、適切な体調管理を」と呼び掛けている。
市内16人のうち、20日午前8時から21日午前9時までに6人が搬送された。室蘭地方気象台によると、20日の苫小牧は勢力の強い高気圧に覆われ、午後2時19分に33・3度を観測。7月の観測史上最高を更新していた。
救急課担当者は、搬送された人の多くが「小さい子どもや高齢者」で、汗をかいても上昇した体温を放熱できないと、熱中症の危険が高まるという。同課は▽小まめな水分補給に徹し、外でのスポーツを避ける▽外出する前に天気予報を確認する▽外出時は、できるだけ日差しを避ける▽室内ではカーテンなどで日差しを遮り、扇風機やエアコンを適切に使用する―などの対策を訴える。
















