苫小牧市末広町の出光カルチャーパークなどで開催予定だった「苫小牧アートフェスティバル2021」の中止を受け、同フェスティバル実行委員会は23日、市美術博物館と市立中央図書館の窓ガラスに、中止を知らせるとともに代わりに楽しんでもらうための装飾を施した。カラフルな文字で彩られた短歌の数々で、8月31日まで掲示する予定。
美術博物館正面玄関付近の窓ガラス3枚と、中央図書館入り口の1枚に、札幌市在住の歌人・久石ソナさんの作品を特殊なシールで貼り付けた。「森の静けさ」「手を取り合って」など、言葉を分けて貼り付けることで、市民が自由に組み合わせて読めるようにした。
市内樽前を拠点に活動するNPO法人、樽前arty+(アーティープラス)の彫刻家、藤沢レオさん(46)ら3人で7時間ほどかけて仕上げた。「久石さんの作品は日常に根差したすてきな作風が魅力。ぜひ立ち止まって、気持ちを落ち着かせてもらえれば」と藤沢さんは話している。
同フェスは7月31、8月1の両日に同パークなどで開催予定だったが、実行委は新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、2年連続の中止を決めていた。
















