候補擁立作業を加速 次期衆院選 12区山根氏、6区西川氏 立憲民主党道連 共産との野党共闘焦点

候補擁立作業を加速 次期衆院選 12区山根氏、6区西川氏 立憲民主党道連 共産との野党共闘焦点
道12区に山根道議擁立を固め、記者団の取材に応じた逢坂代表(左)=24日午後、ホテルポールスター札幌

 立憲民主党道連(代表・逢坂誠二衆院議員)は、次期衆院選へ向けた候補擁立作業を加速させている。24日には札幌市内で会合を開き、空白区となっている道12区(オホーツク・宗谷管内)に山根理広道議(46)=札幌市北区選出=を擁立する方針を固めた。今期限りで引退する道6区(上川管内)の佐々木隆博衆院議員(72)の後継には、西川将人旭川市長(52)を起用する方向で最終調整に入っている。ただ、刑法の性犯罪規定見直しをめぐり不適切な発言をした道4区(札幌市手稲区・西区の一部、後志管内)の本多平直衆院議員(56)=比例道ブロック=の去就が不透明。さらに現時点で道内12小選挙区中、7選挙区で競合する共産党との野党共闘へ向けた調整という課題も残されている。

 24日の会合には道連のほか、山根道議の地元の2区総支部幹部らも出席し、非公開で開催。終了後、記者団の取材に応じた逢坂代表は「山根道議から『チャンスがあるのであれば挑戦したい』との意向が示された。12区総支部に打診し『山根さんならいいのではないか』と了承を得た」とこれまでの経緯を説明。山根氏は現職道議のため「道連が仲介する形で、きょうの会合で2区総支部にお願いした」と述べた。2区総支部は「前向きに調整したい」との姿勢で、近く山根氏擁立が正式決定する。

 これで、立憲の次期衆院選の候補予定者は道内12小選挙区中、10選挙区で固まった格好。佐々木氏引退で未定の6区についても近く、旭川市長の西川氏が立候補を表明する見通し。

 最大の課題は本多氏が不適切発言した4区。逢坂代表は「先日、党のハラスメント委員会からの報告を受けて、現在、党の倫理委員会で最終的にどのような対処をするか議論している」と説明。その結果を待って「4区としての対応を考えていきたい」と述べた。

 前回の衆院選(2017年10月)は全国的には自民党が圧勝したものの、道内の小選挙区は自公7勝、立憲5勝とほぼ拮抗(きっこう)。今回も野党共闘の可否が焦点となる。現時点で立憲と共産は候補予定者が道2、3、4、5、7、9、12区の7選挙区で競合している。逢坂代表は「野党が協力し合えば負けなくていい選挙区はあると思う」と強調し、「われわれが少しでも勝ち上がっていけるような調整をしていく」との姿勢を示した。

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