安平町の総合型地域スポーツクラブ「NPO法人アビースポーツクラブ」は24日、追分地区の多目的スポーツセンターで体験プログラム「スポーツ探検隊」のソフトテニス編を開いた。参加した町内の小学生18人がテニスを通じて競技の魅力を存分に味わった。
今年度、本格的にスタートさせた事業。町民が興味、関心のあるスポーツに触れる機会をさまざまな種目で設けることによって町全体の活性化につなげる。当初は陸上競技の体験会で5月に始める予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため、今回が初開催となった。
この日は、町内の少年団「あびらソフトテニスクラブ」のスタッフと選手が指導、サポートした。児童らはラケットの握り方やボールの扱い方についてレクチャーを受けた後、実際にスマッシュやボレー、サーブの返球などに挑戦した。遠浅小学校6年の佐藤帆華さん(11)は「カットサーブの返球が難しかったが、楽しかったのでまたやりたい。中学校でもやってみたいと思った」と話した。
指導に当たった同クラブの山塙千晴監督は「上級生は回数を重ねれば、うまくなるし、小さい子は形よりまずはテニスに慣れること。見ていてセンスのある子もいたので、興味を持って足を運んでくれたら」と歓迎していた。

















