金野英津子さん 札幌 PR大使に就任 「町との懸け橋になれれば」 むかわ

金野英津子さん 札幌 PR大使に就任 「町との懸け橋になれれば」  むかわ
竹中町長から「むかわ町PR大使」の委嘱状を受け取る金野さん

 むかわ町は、今年度から取り組む「応援PR大使事業」として、札幌市内在住でイベント企画会社を経営する金野(こんの)英津子さん(40)を今月1日付で町のPR大使に任命した。26日に町役場で委嘱状を交付し、金野さんは「若い人たちにもむかわ町に来てもらえるように、今まであるものを大切にしながら、新しい風を入れていきたい。つながりや人脈を生かし、町との懸け橋になれれば」と抱負を語った。

 金野さんは、2018年9月に発生した胆振東部地震以降、町に関心を寄せてたびたび足を運んでいた。新型コロナウイルス感染症が流行した昨年、マスクが品薄だった際には情報提供で協力し、町との関係を構築。札幌観光大使や北海道観光応援隊として地域のアピールに力を注いでいることから、PR力が期待されている。

 竹中喜之町長は「(金野さんの活動の)キーワードは『つながる』。つながりを意識したまちづくりを掲げている」と言い、「ご自身が持っているネットワークを通じ、1人でも2人でもむかわファンを増やし、その先のにぎわいや地域の活力につなげてくれたら」と思いを寄せた。

 同事業は、町が6月から始めた新規の取り組み。応援PR大使の対象とするのは、むかわ町出身者や町にゆかりのある人、また町に愛着を持ち、情報発信力に優れた人など。大使は人脈やスキルを駆使して特産品やイベント、観光施設などに関する情報発信役を担い、観光振興や町のイメージアップにつながる支援をする。まちづくりへの助言や提言なども行う。

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