苫小牧産ハスカップ増産へ 三星が自社栽培に力

苫小牧産ハスカップ増産へ 三星が自社栽培に力
ハスカップを手摘みする三星の従業員

 苫小牧市糸井のパン菓子製造・三星(三浦実社長)が、苫小牧市植苗でハスカップの自社栽培に力を入れている。ハスカップ畑約20ヘクタールに約3万6000本の木を植え、6月下旬~7月下旬に従業員が手摘みし、スイーツなどの原料に使用。同社は「苫小牧産ハスカップを増やしていけたら」と意気込んでいる。

 同社は看板商品「よいとまけ」をはじめハスカップを使った菓子など約20種類を製造、販売し、ハスカップの年間使用量は20トン以上に上る。ほぼ全量を美唄市から仕入れているが、同市の不作で商品の製造に影響が出た年もあり、2004年から始めた自社栽培に、特にここ数年は力を入れている。成木を順調に増やしており、今年は収穫量1・2トンを見込んでいる。

 収穫作業は例年、7月下旬まで。従業員5人前後が連日、畑で手摘みする。商品開発や製造に関わる従業員だけでなく、総務や営業など「畑」を問わず作業に当たる。週1回ペースで作業する営業の茂木智成さん(28)は「入社するまでハスカップ狩りをしたことがなかった」と話し「自分が取った実でおいしいお菓子ができ、皆さんに喜んで食べてもらえたら」と話す。

 同社広報の佐藤巧さん(48)は「勇払原野に自生していたハスカップに近く、粒は小さいけどしっかりしていて酸味がある。よいとまけにぴったり」と笑顔を見せ「手入れも自分たちでやるので思い入れは強い。地元のハスカップをさらに増やしていけたら」と話している。

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