二十間道路牧場案内所開設 マナー守って

二十間道路牧場案内所開設 マナー守って
二十間道路牧場案内所

 二十間道路牧場案内所が、新ひだか町静内田原に開設されている。10月31日まで、観光客など軽種馬牧場の見学者にマナー厳守を要請しながら周辺で見学できる種馬場などを案内する。

 案内所は、牧場見学者のマナーの悪さが問題となり、町が1996年に二十間道路桜並木入り口のエントランス広場に設置。今季は10日に開いた。

 二十間道路桜並木沿いには有名種牡馬をけい養するアロースタッドとレックススタッドがあり、全国から毎年多くの競馬ファンが見学に訪れる。案内所では、二つの種馬場の案内と、馬に触らない、餌を与えないなどのマナーの呼び掛けを観光客にしている。

 昨年の案内所利用者は、コロナ禍の影響で前年を833人下回る2594人となり、道外からの来場者は5割に減少した。団体、グループは代表者だけをカウントしているため、実際の来所者はこの2~3倍になると町では推測している。

 今季、アロースタッドでは、昨年のフェブラリーステークス(G1)を優勝したモズアスコットが入厩。ケンタッキーダービー、ドバイワールドカップの優勝馬で2014年、16年にアメリカ年度代表馬になった種牡馬カリフォルニアクロームなどもいる。アロースタッドは午後3~4時、レックススタッドは8月1日から見学できる。

 案内所のベテランスタッフは、「種馬場の好意で馬を見せていただいているため、必ず案内所に立ち寄り、牧場見学の9箇条をしっかり守って見学してほしい」と呼び掛けている。

 期間中は無休で開設し、案内時間は午前9時から午後4時まで。

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