苫市社協 小中学生向け「福祉の学習」、20年度は4000人超受講、今年度はあいサポート運動と連動

苫市社協 小中学生向け「福祉の学習」、20年度は4000人超受講、今年度はあいサポート運動と連動

 苫小牧市社会福祉協議会が、市内の小中学校で独自に実施している「福祉の学習」。市社協の職員や障害者らを講師に迎え、障害特性などを体験も交えながら児童生徒に伝えている。新型コロナウイルスの影響で休校が相次いだ2020年度も4000人超の児童生徒が受講。今年度は市が推進する「あいサポート運動」と連動した授業も計画しており、8月3日に開く、教員向けのセミナーで紹介する。

 市社会福祉協議会は市内小中学校の福祉学習を推進するため、07年度に障害を疑似体験できる器具や車いすなどの物品貸し出し、講師の派遣を開始。17年度からは講話と体験を組み合わせた独自の学習プログラムを用意し、各校の要望に応じた支援を行ってきた。

 17年度は延べ17校で2532人、翌18年度は21校で5329人に授業を展開。20年度は新型コロナの影響で実施自体が困難だったが延べ13校で、4014人が受講した。

 例年、学校現場からの依頼は10月以降に相次ぐため、市社協は17年度以降、夏休み期間を利用して教職員に福祉の学習に理解を深めてもらうセミナーを継続。今年は8月3日午前10時から市民活動センターで、あいサポート運動について説明する。

 同運動は講座で障害特性について学んだ市民を「あいサポーター」として任命し、困っている人を見掛けたとき、積極的に手助けしてもらう市の事業。18年10月から昨年度末までは成人を対象に実施してきたが、今年度、子ども向けの講座を新設した。

 市社協の担当者は子ども向け講座は非常に分かりやすくまとまっており、「身体、知的、精神、視覚などさまざまな障害について正しく学ぶことができる」と強調。福祉の学習に同講座を効果的に取り入れることで、これまで以上に充実した学習内容を実現できるとみて、今年のセミナーのテーマに選んだという。

 セミナーは無料で、市内の小中学校の教員らが対象。希望者は前日までに申し込む。

 申し込み、問い合わせは市社協ボランティアセンター 電話0144(84)6481。

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