日本政策金融公庫札幌支店は、2021年4~6月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中規模企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は1・3とプラス水準に。前期(1~3月期)に比べ37・9ポイント上昇し大幅に改善したものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で依然として厳しい状況にある。
業況判断DIは、非製造業が前期比35ポイント改善し0・3とプラス水準になったほか、製造業も53・2ポイント改善し10・5とプラスに転じた。
売り上げDIは前期に比べ40・5ポイント改善し3・8。純益率DIも24・4ポイント上昇しマイナス6・1となった。
当面の経営上の問題点では、「売り上げ・受注の停滞、減少」が46・5%で最多。これに「求人難」(17・1%)が続いている。
来期(7~9月期)の業況判断DIは、札幌を中心に感染が再拡大していることも背景に、今期より6・6ポイント悪化しマイナス5・3となる見通し。
一方、小規模企業(従業員20人未満)の今期の業況判断DIは、前期に比べ0・8ポイント改善したもののマイナス55・6。来期は1・7ポイント低下しマイナス57・3と、コロナ禍で依然として厳しい状況が続く見通しとなっている。
調査は、同公庫の取引先の中規模企業550社、小規模企業462社を対象に6月中旬に実施。中規模企業は326社(回答率59・3%)、小規模企業は314社(同68%)から回答を得た。
















