ランチ営業が軌道に 知恵絞る繁華街の飲食店

ランチ営業が軌道に 知恵絞る繁華街の飲食店
昼間に営業するパブオールドファッションの店内

 新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける飲食店が、新たな売り上げを狙って始めたランチ営業が軌道に乗りつつある。苫小牧市中心部の繁華街では、国の緊急事態宣言で夜の営業時間短縮を求められた5月から始めたケースが目立つ。定期的にメニューを変えたり、割引サービスをしたりして、来店客の確保に知恵を絞っている。

 大町の居酒屋呑味亭は5月下旬、夜の営業を休止し、ランチ営業を始めた。平日450円でコーヒーが付く日替わりランチやテークアウトの弁当を販売し、毎日来店する客もできた。7月からは夜の時間帯の営業も再開。経営者の竹内明子さん(55)は「常連以外の人も来てくれるようになった。この先、昼の営業をどうするか考えたい」と話す。

 大町のIZAKAYA草―SOU―も緊急事態宣言をきっかけに、火、水、木曜日に昼の営業を始めた。カレーや麺料理などにメニューを切り替え、中心部でのランチの定着や来店客の反応を見る目的もあるという。店主の佐藤伸也さん(36)は「自分がやりたいことは何か、確かめたかった。昼の営業をすることでいろいろ知識も付いた」と語り、今後の営業戦略を練る。

 錦町のパブオールドファッションも5月下旬からランチの提供を始めた。時短営業の要請が解除された後も続けてほしいとの声があり、昼、夜の営業を継続している。昼はキーマカレー(880円)が人気。店主の伊勢康伸さん(54)は「周知が足りないと感じている。中心部にカフェがあることをPRしたい」と意気込む。

 ラーメン店のなかよし(同)は昼のラーメン価格を100円引きにしているが、昨年から来店客の減少が続く。5月中旬から土曜日も昼の営業を始め、店主の洞口美彦さん(68)は「常連の方が来るので、できる限り営業を続けたい」と話す。

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