むかわ町内在住の女性3人でつくる有志団体「RAYOCHI(ラヨチ)」が、穂別地区で発掘されたハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)をデザインしたオリジナルのトートバッグと、穂別博物館とコラボして制作したクビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」のTシャツの販売を始めた。
トートバッグはアイヌ文様でデザインしたむかわ竜をプリントしたものでベージュ、ネイビー、ブラックの3種類を用意した。価格はいずれも税込み1500円。Tシャツは、ホベツアラキリュウのデザインで、子ども向け(150センチ=ベージュ、水色)、大人用(S~3XL=白、チャコール)を作り、価格は共に同2500円。
グッズは同博物館で取り扱っているほか、イベントでも売り出す。ラヨチの副代表で同博物館の職員でもある阿部恭子さん(38)は「最近はむかわ竜のイメージが強いが、博物館の原点はクビナガリュウ。長年博物館に関わっている人たちは、ホベツアラキリュウあっての博物館の思いが強い」と言い、共にアピールしていく考えだ。

















