苫小牧市はこのほど、認知症予防講座を市民活動センターで開いた。市内のこぶし植苗病院で依存症の人などの相談に対応し支援をしている精神保健福祉士國田航平さんと歯科衛生士の目黒直美さんが、高齢になってもはつらつと暮らすために必要な知識や心構えを伝えた。
65歳以上の市民を対象とした講座。健康に関心のある人など約20人が参加した。
國田さんは日々の仕事の中で感じた、依存症と認知症の共通点を紹介。誰もがかかる可能性があり、進行性で、病気の発症でそれまでの人間関係や家族関係で抱えてきた問題が表出し、家族からも見放されて孤立する場合があることなどを挙げた。
認知症になっても孤立しないための心構えについて▽自分の弱い部分を正直に認める▽人の話に聞く耳を持つ▽仕事や子育てといった役割を終えた後、自分はどう生きるかをしっかりと考える―などを依存症からの回復プロセスを参考にして伝えた。
講演会ではこのほか、目黒さんが口の中の健康と体全体の健康の関連性を説明。簡単な口腔体操も紹介した。
















