苫小牧救難所(所長・伊藤信孝苫小牧漁業協同組合長)はこのほど、夏季実地演習を苫小牧港・西港漁港区で行った。漁業者の所員や同漁協職員ら約30人が参加し、漁船の消火やけが人の救助など本番さながらに訓練した。
同救難所は漁業者で構成し、海難事故の際に漁船で出動し、人命救助や消火活動を繰り広げる。例年は浜厚真と合同で救難演習しているが、昨年から新型コロナウイルス禍を踏まえ、苫小牧単独で実施している。
演習は漁船の事故や火災を想定し、漁港区内に滞留する漁船で色付きの煙をおこすなど、緊迫感ある場面を演出しながら展開。所員が岸壁から救命銃を発射してロープを渡したり、別の漁船が近づいて放水したりと、短時間できびきびと動きを確認した。
伊藤所長は「コロナ禍においても有事はいつ発生するか分からない」と強調し、「日々の訓練に取り組み、万一の際は迅速果敢に行動する。自らも事故を起こさないよう未然防止に努める」と気を引き締めた。
















