白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで、町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「エミナの会」(菅野節子代表)の作品展が開かれている。31日まで。
同サークルの会員ら5人が制作したアイヌ文様刺しゅうのタペストリー、バッグ、のれん、前掛けなど30点余りを展示。伝統の線を生かし、カラフルな糸で現代風に仕上げた美しい文様が目を引く。伝統のござと刺しゅうを組み合わせた作品もある。また、菅野代表が作ったアイヌ民族伝統の衣服「ルウンペ」なども飾っている。
この他、チキサニを会場にした7月の刺しゅう体験教室で、菅野代表らの指導を受けた受講者10人が制作したトートバッグを展示している。
チキサニの開館時間は午前9時から午後4時。月曜日休館で、問い合わせは電話0144(82)6301。

















