東京五輪の野球は7日、横浜スタジアムで決勝が行われ、日本がアメリカを2―0で破り、金メダルに輝いた。七回に登板した駒大苫小牧高校、旧苫小牧駒沢大(現北洋大)出身の伊藤大海選手(23)は二塁打を許したものの無失点に抑え、こん身のガッツポーズを見せた。同高先輩の田中将大選手(32)を含め全員で勝ち取った悲願の金に「侍ジャパン」の歓喜は頂点に達した。
駒大苫小牧高校野球部で監督を務める佐々木孝介さん(34)は「2人の活躍に勇気をもらった」と喜びを語った。
教え子の伊藤選手は「新人らしからぬ頼もしさがあった。安心して見ていられた」と相好を崩す。田中選手は登板機会こそなかったが「投球を終えた大海をベンチから真っ先に出迎えたり、円陣で仲間を鼓舞するなどチーム最年長として若手を支える姿が素晴らしかった」と語った。
同部の主将で2年生の田中結人さん(16)は、金メダル獲得に「さすがの一言です」と感服。特に伊藤選手は1年時に自主練習している姿をよく見ていたと言い、「隠れた努力を惜しまない人こそが立てる舞台なんだ」と五輪の奥深さを再認識するきっかけにもなった。
偉大な先輩たちから刺激を受け、「駒大苫小牧の名をもっと全国に知られるように頑張りたい」と話した。
北洋大の奥村訓代学長は「伊藤大海選手は苫小牧の誇り。北洋大野球部の揺るぎない道しるべであり、目指すべき目標である。今後も輝き続けてほしい。教職員、後援会、地域一同ますますの発展を応援している」とのコメントを出した。
岩倉博文・苫小牧市長 苫小牧市にゆかりのある田中将大選手と伊藤大海選手が「侍ジャパン」の一員として出場し、見事! 金メダルを獲得した。素晴らしい活躍で市民に感動、夢や希望を与えていただいた。両選手のさらなる活躍を期待している。本当におめでとう。
鈴木直道知事 ロサンゼルス大会以来、実に37年ぶりの金メダルに、私たち道民のみならず全国が歓喜に沸いている。中盤の競った場面で登場し、安定感のあるピッチングで世界の強打者を次々と打ち取る伊藤選手の姿は、次の世代にとって大きな目標になる。大きな夢と感動をありがとう。
















