苫署 可搬式オービスで取り締まり開始、初日は錦岡の国道

苫署 可搬式オービスで取り締まり開始、初日は錦岡の国道
速度違反の取り締まりで国道36号に設置された可搬式オービス

 苫小牧署は9日、持ち運び可能なオービス「可搬式速度違反自動取締装置」を使った速度違反の取り締まりを始めた。初日は3年ほど前、大幅な速度超過車両が死亡事故を起こした苫小牧市錦岡の国道で行われた。

 可搬式速度違反自動取締装置は、常設の架台が不要で時間や場所を問わず取り締まりができ、全国各地で導入が進んでいる。

 この日は2018年9月、錦岡の国道36号(法定速度時速60キロ)を時速161キロで走行した乗用車が軽自動車に衝突し、母子3人を死傷させる事故が起きた交差点近くに設置。市内の国道は見通しの良い直線が多く、同署交通第1課の葛西直人課長は「8月以降は速度に起因した死亡事故が増える傾向にある。日没が早まっていくので、速度の出し過ぎには十分な注意が必要」と警戒を強める。

 オービスは国道などに設置される固定式が多いが、手前で減速して摘発を免れるケースもあり、可搬式による神出鬼没な取り締まりは緊張感による抑止効果も期待される。「日頃から速度を抑えて走る気持ちが命を守る―と思ってもらえたら」と葛西課長。

 同署は今後も同装置を用いた速度違反の取り締まりを継続し、道幅の狭い生活道路での事故防止にも役立てていきたい考えだ。

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