北海道銀行は、2021年度の道内経済見通しの改定値を発表した。物価変動の影響を除いた実質経済成長率は3・0%とし、昨年12月の当初予測に比べ0・1ポイント上方修正した。年度後半以降の新型コロナウイルスワクチン接種の進展により、道内景気は徐々に持ち直していくことを予想している。
項目別では、公共投資を除く6項目でプラス予測とした。
住宅投資は、分譲マンションの減少が下押し圧力となるものの、景況感の持ち直しなどが押し上げ材料となり、昨年12月の当初予測から1・0ポイント高い3・8%に上方修正。設備投資も製造業での大型投資案件の●【92a8】落が下押し圧力となるものの、非製造業での競争力強化向け投資が下支えとなり、1・0%(昨年12月予測1・8%)と2年ぶりにプラスに転じると見込む。
個人消費は、年度前半は感染拡大防止措置からサービス消費を中心に弱い動きが続くが、年度後半はワクチン接種が進展して持ち直しに転じるとし、昨年12月の当初予測から0・2ポイント下方修正したものの2・9%とプラスに転じる見込み。道外からの観光客の消費などを含む「移輸出」も3・7ポイント下方修正したものの5・7%とプラス予測とした。
この他、20年度の実質経済成長率の実績は、昨年12月予測より1・1ポイント上方修正してマイナス6・2%とした。
今回発表した改定値について道銀では▽接種が進むワクチンの安全性や有効性が現状から大きく毀損(きそん)しない▽ワクチン接種は遅くとも9月下旬ごろまでに希望する高齢者全員分についてほぼ終了。12月末には人口の6割以上が接種を終了する▽医療提供体制への負荷が軽減され、10月以降に緊急事態宣言の発出は避けられる―などを前提条件として、
















