2021年上半期(1~6月)の苫小牧市消防本部の火災出動件数(速報値)は、前年同期比2件減の26件とほぼ横ばいだった。死者は4人減の1人。新型コロナウイルス感染拡大の影響で自宅で過ごす人が増える中、建物火災が目立っており、同本部管理調査課は「火の元から離れないなど、住宅防火の基本を守ってほしい」と呼び掛ける。
月別に見ると、1月4件(前年同月比2件減)、2月6件(同1件増)、3月3件(同3件減)、4月5件(同1件減)、5月4件(同増減なし)、6月4件(同3件増)。火災種別では建物火災が18件(同3件増)、車両火災3件(同1件減)、林野火災0件(同1件減)、その他5件(同3件減)となっている。
死者が出たのは、4月下旬の建物火災。市内三光町のアパートの一室から火が出て、市内の病院に搬送された住人とみられる男性の死亡が確認された。
原因別では火の不始末(こんろ4件、たばこ2件)が目立っており、同課の担当者は「調理中にこんろから離れるときは必ず火を消す」「たばこの吸い殻は火が完全に消えてから捨てる」ことなどを求める。
8月は家族や仲間とバーベキューや花火などを楽しむ機会も増えるが「事前に水を張ったバケツを用意し、風の強い日は屋外での火の使用を控えてほしい」と訴える。
過去5年間の市内の年間(1~12月)火災出動件数は16年74件、17年56件、18年47件、19年67件、20年50件と推移。今年7月は4件(前年同月比2件増)だった。
















