苫小牧市拓勇東町の野土谷末松さん(93)の絵画展「思い出ギャラリー」が20日まで、市内表町の喫茶プロムナードで開かれている。浦河町で漁業をしていた頃の生活風景をベニヤ板に水彩で描いた7点が並ぶ。
1927年、浦河町で6人きょうだいの末っ子として生まれ、幼少期から家業のタコ漁やサメ漁を手伝った野土谷さん。戦時中も漁に出て家族の暮らしを支えたという。65年から苫小牧沼ノ端中の用務員に転職したが「浜での暮らしを忘れずに残しておきたい」と絵筆を取り、独学で80年代まで描きためた。
展示作品は10~30年前に制作されたものが中心。沖まで船を出して複数人で行ったサメ漁の様子や岩場の掃除、漁の手伝いを終えて帰り支度をする子どもたちの姿などを収めている。和紙で作ったタコなど観察眼がさえる作品も展示されている。
午前10時~午後6時(最終日は同4時まで)。
















