主要航空各社は16日、お盆期間(6~15日)の利用実績を発表し、北海道発着路線の旅客数は前年を上回った。新型コロナウイルス感染症の流行前と比べて大きく落ち込んでいるものの、今年は緊急事態宣言下にもかかわらず旅客需要の回復が見られた。
日本航空(JAL)の北海道発着路線は、旅客数が前年同期比10・9%増の12万4530人。このうち新千歳空港発着は同5%増の7万8761人で、主な内訳は羽田線が同10・7%増の4万7048人、伊丹線が同6・2%増の1万人、名古屋線が同4・2%増の4777人など。
コロナ流行前の2019年と比べると、北海道発着路線は55・4%減。厳しい状況に変わりはないが、昨年は政府が観光支援事業「Go To トラベル」を展開していたのに対し、今年は東京などで緊急事態宣言が発令中。より条件が悪化する中で航空需要が改善し、JALは「ワクチンがさらに普及すれば観光需要から戻る」とみる。
他社も同様の傾向で、全日本空輸(ANA)の北海道発着路線は前年同期比24・5%増の15万3021人。このうち新千歳空港発着は22・6%増の11万9510人で、主な内訳は羽田線が同28・6%増の5万5997人、伊丹線が同18%増の1万4097人など。北海道発着路線の19年対比は51・8%減だった。
AIRDO(エア・ドゥ)は、道内発着路線の旅客数が前年同期比85・8%増の4万3025人で、うち新千歳―羽田線が同90%増の1万3472人など。19年対比は41・6%減だった。
















