恵庭市をメイン会場に来夏開かれる「第39回全国都市緑化北海道フェア」(愛称・ガーデンフェスタ北海道2022)に合わせ、苫小牧市内でも出光カルチャーパーク(末広町)での多彩な企画や自生するハスカップの観察ツアーが計画されている。官民連携の苫小牧実行委員会(事務局・市緑地公園課)が6月に発足し、生物多様性を切り口に苫小牧独自の都市緑化の発信を目指す。
国土交通省が提唱する同フェアは来年6月25日~7月24日、恵庭市の花の拠点・中島公園と隣接する河川空間などを会場に開かれ、期間中は約30万人の来場を見込む。札幌市や白老町など道内各地でも関連行事が予定されている。
苫小牧実行委は生物多様性の保全、自然と産業の共生をコンセプトに企画を構築。▽サンガーデン内で空中庭園をイメージした展示▽道内の在来樹木で作った楽器のコンサート▽積み木ブロックの遊び場▽ハスカップの挿し木などの体験型講座▽ヤチヤナギの香りを活用した企画▽自然観察バスツアー▽食の講座▽同パーク内での飲食・物販企画―など、五感への刺激を意識したイベントを展開する考えだ。
また、市道の駅前本通線などには、協賛金を出資した企業名入りのプランターなどを設置。汐見大通線や旭中央通線の街路樹も改めて整備し、緑や花々の豊かな彩りでもてなす予定。
実行委メンバーと地域の環境団体は先行して、JR苫小牧駅前広場の花壇整備やハスカップの植栽を始めるなど、すでに準備に入っている。苫小牧会場だけで約4万1000人の来場を想定しており、実行委は「苫小牧の自然の魅力を発信しながら、今後の自生種の保全活動にもつなげられたら」と意気込む。
実行委員長の板谷良久市議会議長と副委員長の藤岡照宏市観光協会専務理事、監事の杉村原生駅前広場景観推進会議代表ら4人はこのほど市役所を訪れ、岩倉博文市長に協力を要請した。市は補助金の予算化も検討しているといい、岩倉市長は「成功を祈っている」と激励した。
















