苫小牧市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症対策として、給食の配膳に使用するトレーを市内の小学校全23校に1万枚、啓北中山なみ分校を除く15中学校に310枚を導入した。これまで児童生徒用のトレーはなく、一度に運ぶことで、行き交いに伴う密を避けられるようになる。
各校で、18日から順次利用している。小学生のトレーは、縦横33センチの大きさで市の公式キャラクター「とまチョップ」を印刷している。各児童が配膳する場所から自席に運ぶため、1人1枚使用する。中学生は、縦33センチ、横51センチの大型。給食当番の生徒が複数人分を席に運ぶために使い、1クラスに2枚を割り当てた。
苫小牧美園小学校(手塚敏校長、児童数434人)は、18日に使い始めた。事前に教職員でトレー上の食器の並べ方や拭き方について情報を共有。近藤優栄養教諭(27)は、トレーがあることで「準備時間が短かくなり、食べる時間を長くすることができる」とした。
この日の献立は、サバのみそ煮、かぼちゃだんご汁、ご飯。6年2組では、児童たちが慎重な手つきで料理をトレーに載せて自席まで運んだ。後藤颯心さん(12)は「トレーがあると(運ぶのが)楽に感じる」喜んでいた。
学校給食共同調理場の担当者は「来年から副菜の提供も始まる。こぼしやすいあえ物もあり、感染予防のために十分に活用してもらいたい」と話している。
















