5人一丸で「障害突破」、市消防本部が査閲訓練

5人一丸で「障害突破」、市消防本部が査閲訓練
チームで障害突破種目に臨む隊員

 苫小牧市消防本部は23日、市内新開町の消防本部訓練場で2021年度消防長査閲訓練を実施した。雨の中、隊員5人が1組となって塀を乗り越え、ロープを渡る「障害突破」に挑戦。小野勝也消防長の前で、日頃の鍛錬で磨いた災害対応能力を披露した。

 毎年8月、消防隊員の救助技術の向上や体力、精神力などを養う目的で「消防救助技術訓練指導会」(全国消防協会主催)に出場してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年に続き、今年も中止に。出場を予定していた5人が指導会本番と同様の訓練を披露する場として、市民にも公開された。

 リーダーを務めた石久保大一さん(27)は、訓練開始前に「大会は2年連続中止となったが支えてくれた多くの方への感謝を込めて全身全霊で取り組む」と宣誓。

 5人は助け合いながら、高さ3メートルの塀を越えた上、はしごを使って6階建ての構造物の3階部分まで登った。隣の構造物までつながれた長さ13・5メートルのロープを渡り切るなど機敏な動作で障害を突破。標準所要時間2分37秒のところ、2分10秒でクリアした。

 査閲した小野消防長は「市民の命を守るため、高い目標を持った訓練の成果が出た」と講評。「技術や知見向上の取り組みに終わりはない。今後も期待を背に精進を」と激励した。

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