苫小牧市住吉町のコミュニティーサロン「みらいづくりハマ遊の友」(高橋承子代表)は21日、同サロンで小説「星の王子さま」をテーマに読書会を開いた。市民9人が参加し、作品の感想などを語り合った。
作品はフランスの作家サンテグジュペリ(1900~44年)が第2次世界大戦中の43年4月に出版した。「大切なものは、目に見えない」など示唆に富んだ内容で現代も幅広い層に愛読されている。
読書会では、参加した4人が作品からお気に入りの部分を選んで朗読。その後、それぞれ感想を語り合った。市内北星町の斎藤範夫さん(73)は、作品が戦時中に発表されたことに注目し「少年の心を持った作家が、大人たちの理不尽な都合に対して警鐘を鳴らした気がした」と話していた。
同サロンは2016年から年4回ほどのペースで文学イベントを開いている。今回は初めて作品の一部を朗読してから感想を話し合うスタイルにした。高橋代表は「夏目漱石の『こころ』や三浦綾子の『塩狩峠』など扱いたい作品は多い。今後も定期的に読書会を開催し、仲間たちと文学への理解を深めていけたら」と意気込んでいた。
















