「内藤律子サラブレッド写真展2021 私の写真展Part3&…」が26日まで、浦河町立図書館で開かれた。浦河町在住の日本写真家協会会員、内藤さんが撮影し、「2022年度版サラブレッドカレンダー」と「とねっこカレンダー」に使う予定の写真26点を含め48点が展示された。
内藤さんは、埼玉県出身。東京写真専門学校卒業後、MYスタジオを経て今井寿恵さんに師事し、30年以上前から日高管内の牧場で馬の写真を撮り続け、全国各地で写真展を開催している。
昨年のカレンダー制作は、新型コロナの影響を受け、活動が制限され資金難で断念した。今年は多くのファンからの強い要望があり、インターネットを活用したクラウドファンディングで資金を募集。制作の見通しがついた。
写真展ではカレンダーの表紙を飾る「ライトピラーな朝」などサラブレッドの表情や四季折々の情景を撮った作品を展示した。「とねっこカレンダー」用の作品は、かわいらしい子馬の天真爛漫な魅力が詰まった動きなど、内藤さんが優しいまなざしで捉えた写真が多かった。また、地階には内藤さんが1991~2010年に撮りためたオグリキャップなどの写真22点も特別展示した。
内藤さんは、「クラウドファンディングで多くの人からの応援や励ましの言葉があり、私自身力をいただきました。これからも頑張りたい」と感謝していた。

















