全道規模大会で好成績、苫小牧から3人が入賞―新極真会柳原道場

全道規模大会で好成績、苫小牧から3人が入賞―新極真会柳原道場
全道規模大会で好成績を残した(右から)池澤、樫野、今田

 苫小牧市内に拠点を持つ空手道場、新極真会柳原道場(柳原義文道場長)の門下生は6月に千歳市で開かれた第14回新極真会平山道場空手道錬成大会(全世界空手道連盟新極真会平山道場主催)で好成績を挙げた。柳原道場長は「初めて上位になった選手も含め、メダルを取れたことは選手の励みになった」と健闘をたたえた。

 大会には道内の流派道場から117人が出場。男女別、年代別の各部門でトーナメント戦が行われた。

 柳原道場は苫小牧と千歳市で道場を展開しており、95人が在籍。苫小牧からは3人が3位以上に入賞した。

 池澤景虎(若草小)は小学4年男子初級で準優勝。2回目の大会出場で初の上位進出を果たした。有田恵太朗(新極真会平山道場)との2回戦では上段回し蹴りで技ありを取り、判定5―0で勝利。平瀬蓮(同外舘道場)との準決勝は延長戦にまでもつれたが、上段前蹴りの技ありで判定5―0でかわした。

 決勝は佐藤雄輝(同平山道場)に判定負け。「間合いを詰められて蹴り技を出せなかった」と反省を口にした。「体力強化も頑張って次は優勝したい」と意気込みを語った。

 小学6年男子初級では、樫野丈二(豊川小)が準優勝。決勝は同門の川名俊輝(千歳信濃小)に上段回し蹴りの合わせ一本負けを喫した。

 川名の機動力に対応できなかった。得意の中段突きが思うように決まらなかった。「ガードしたが防ぎ切れなかった。スピードで負けないように練習していきたい」と再起を誓った。

 シニアでは今田裕士(47)が準優勝した。リヴィローリー(同平山道場)との準決勝では持ち前のスピードを生かし、手数で上回って5―0の判定勝ち。「何とか粘り勝てた」と振り返った。

 決勝は菅原正志(同外舘道場)に開始数秒で上段回し蹴りを決められ、技ありを取られた。結果は0―5の判定負け。「間合いの取り方や体の柔軟性を高めて次こそは優勝したい」と意欲的に語った。

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