道への緊急事態宣言を受け、苫小牧市は26日に対策本部会議を開き、市内公共施設を28日から原則休館とする対策を決めた。
スポーツ施設、文化系施設など53施設を28日から9月12日まで臨時休館するが、証明取扱所や出張所、放課後児童クラブなど一部は利用できる。28、29日は予約済みの団体利用を認める。例外的に全道・全国大会に直結する大会は開催可能としている。公共施設のイベントは、道が定める入場上限5000人など緊急事態措置への協力要請を条件に開催を認める。
岩倉博文市長は「感染力の強いデルタ株(インド由来の変異株)が全国的に広がっており、苫小牧市内でも注意が必要だ。これまで以上の感染拡大を防ぐためにも、改めてできる範囲での対策を各自にお願いしたい」と呼び掛けている。 飲食店への時短営業や外出自粛要請を伴う道の緊急事態措置に対し、苫小牧商工会議所の冨田聡子専務理事は「影響が大きい。事業者が事業を継続できるよう相談に対応したい」とする一方で、「市民の日常生活や文化活動などが制約されるが、改めて感染防止を徹底することが大事だ」と理解を示した。在宅勤務の活用や出勤者数7割減への協力依頼の通知も来ており「会員事業所に伝えたい」と話した。
苫小牧観光協会の藤岡照宏専務理事は「苫小牧に人が来なくなれば、おのずと経済活動は停滞する」と影響を懸念するが、市内の感染状況やアイスホッケー大会の大規模クラスター(感染者集団)などから「宣言は必要な措置」と受け止める。9月11、12両日に予定する「たるまえサンフェスティバル」については、市民から中止を求める声もあり、今月30日の実行委員会で開催の可否を決定する。
















