多様な話題で社会斬るウーマンラッシュアワー村本さん独演会-宮沢賢治と詩の世界館

多様な話題で社会斬るウーマンラッシュアワー村本さん独演会-宮沢賢治と詩の世界館
手を打って笑う市民らと村本大輔さん(左)

 お笑い芸人、村本大輔さん(40)の独演会が26日、苫小牧市では初めて斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館で開かれた。村本さんは開始から約1時間、ほぼ休まず、さまざまな話題をおはこの早口で展開。市民ら25人の爆笑をさらった。

 演題は「ウーマンラッシュアワー村本の一線を超えるコメディを苫小牧の夜に」。新型コロナウイルスの感染者が拡大した話題では、戦争の体験者が年々減って惨禍が風化する恐れがあることに触れ「コロナ禍で初めて健康の大切さに気付くように、戦争になって初めて当たり前の平和の大切さに気付くようでは遅い」と笑いの中にメッセージを込めた。

 在日朝鮮人やアイヌ民族など社会的弱者の立場を強いられた人たちを取り上げたトークでは「声を隠しながら生きている人たちがいる。なぜ隠しながら生きなくちゃならないのか。それを知るために全国を訪ね歩き、声を聞いている」と話していた。

 市明徳町の会社員、小川靖之さん(44)は「宗教や政治の話は意見が分かれやすく、身近な人との対立を恐れて話題にすることはなかった」と振り返り、「そのこと自体が健全じゃないと指摘されたようで、ドキリとした。説教や演説でなく笑いで気付かせてくれたことに感動した」と話していた。

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