東胆振の自動車税 納税率初めて減少、80%維持

東胆振の自動車税 納税率初めて減少、80%維持

 苫小牧道税事務所がまとめた管内(東胆振1市4町)の2021年度の自動車税期日内納税率は、前年度比0・01%減の82・16%だった。2年連続で80%台を維持し、道内平均を上回ったが、統計が残る00年度以降、初めて減少した。同事務所は「新型コロナウイルスの長期化が影響したのでは」とみている。

 今年度の納期は5月6日から同31日。東胆振の対象台数は10万8583台(前年度比405台増)、課税額は41億2042万8000円(同985万2000円減)となった。このうち納期内納税額は33億4357万2000円で、納税率は82・16%。道内平均81・8%を0・36ポイント上回った。

 同事務所の納税率は00年度に50・62%だったが、積極的な啓発活動の結果、06年度に60%を突破。13年度に70%を超え、20年度に初めて80%を上回った。

 納税しやすい環境整備も進め、07年度からコンビニエンスストア、15年度にはクレジットカードの納付システムも導入。18年度から期日内納税をした人が対象店舗で特典を受けられるキャンペーンも実施している。

 一方、滞納者も後を絶たず、同事務所が7月15日に送付した所有者への督促状は自動車8466台(課税額3億2208万1700円)分。前年度の7096台(課税額2億6975万円)より件数、課税額とも約2割増えた。

 未納が続いた場合、同事務所が財産調査をした後、預貯金や給与の差し押さえを検討する。前年度の差し押さえ件数は283件に上り、内訳は預貯金226件、給与55件、自動車2件。

 同事務所はコロナ禍に伴う病気や売り上げ減少、失業などの可能性も考えられるとし、「速やかに納めてもらいたいが、事情がある場合は相談してほしい」と呼び掛けている。

 問い合わせは同事務所 電話0144(32)5285。

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