安平町の「あびら夏！　うまかまつり実行委員会」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により２年連続で中止となった同まつりの代替として、９月１日から、お祭り体感Ｗｅｂサイト「どこでもお祭り北海道」を通じて、イベントのＰＲと地元特産品詰め合わせの限定販売を行う。

　うまかまつりは、特産品と馬産地をアピールしようと例年、７月上旬に開催している夏の一大イベント。メロンの早食い競争やポニーサイクルレースなどご当地にちなんだアトラクションのほか、２０１８年９月の胆振東部地震前は前夜祭で打ち上げ花火も行っていた。しかし、コロナ感染症の状況を踏まえ、昨年、今年と中止になっていた。

　特設サイト内では、イベントの様子を写真などで紹介するほか、例年会場で販売している地元特産品のアサヒメロンやカマンベールチーズをはじめ、かしわのたまご、馬関連のクリアファイルなどを詰め合わせた「うまかまつりセット」を税込み３０００円で販売する。３０セット限定販売で、１人１セットまで。町の担当者は「通常５０００円を超える商品を送料無料で提供する」と話している。

　申し込みは、どこでもお祭り北海道のサイト（ｈｔｔｐｓ://ｈｏｋｋａｉｄｏ.ｄｏｋｏｆｅｓ.ｊｐ）で受け付ける。期間は９月３０日まで。問い合わせは同まつり実行委員会（町商工観光課）　電話０１４５（２９）７０８３。