従業員ワクチン接種、道内企業の72%把握 帝国データ7月意識調査  希望者大半完了は5・2%

従業員ワクチン接種、道内企業の72%把握 帝国データ7月意識調査  希望者大半完了は5・2%

 帝国データバンク札幌支店は、新型コロナウイルス感染症に対する道内企業の7月の意識調査結果を発表した。ワクチン接種を希望する自社の従業員の把握状況については、72・1%が「把握している」と回答。一方、「把握していない」企業は2割強だった。

 「把握している」企業の内容は、「希望者もあまり接種していない」が46・1%で最も多い。これに「希望者はある程度接種した」(20・8%)が続き、「希望者はほとんど接種した」は5・2%にとどまった。

 一方、任意接種などのため、「把握していない」と回答した企業は24・3%。「分からない」は3・7%となった。

 「把握している」企業の規模別では、大企業が65・6%だったのに対し、中小企業は73・5%と7・9ポイント上回っている。

 企業からは、「職域優先接種の通知が届いたが、その後、在庫不足により見送りとなった。正確な情報の提供を期待する。また、接種後の副反応の対応マニュアルを提供してほしい」(土木工事業)との要望も。さらに「若い世代への接種機会を早く広げてほしい。また、首都圏・関西圏に在住する従業員対象のワクチン接種の情報に苦慮している」(乳製品製造)などの声も上がっている。

 また、自社の業績へのコロナ禍の影響に関しては、「マイナスの影響がある」と回答した企業は63・4%。前月に比べ6・1ポイント下降し、2カ月連続で低下した。

 「マイナスの影響がある」と回答した企業の業種別では、卸売りが76・3%で最多。以下、製造(67・4%)、運輸・倉庫(64・3%)の順となった。

 企業からは「業績に対する悪影響が大きく、苦戦が続いている。資金面での支援拡充とともにワクチン接種を早く進めてほしい」(酒類卸売)などの要望が数多く寄せられている。
 調査は7月15~31日に、道内企業1018社を対象に実施。519社から回答を得た(回答率51%)。

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