8月30日付で北海道警察本部長に着任した扇沢昭宏警視監(55)は同日記者会見した。出身が登別市ということもあり、「重責に身が引き締まる思い。安心して暮らせる北海道の実現のため、自分を育んでくれた北海道に恩返しするつもりで職務に全力で取り組みたい」と抱負を語った。
具体的には高齢者の生活を脅かす特殊詐欺やサイバー犯罪の摘発強化、交通事故の抑止、地震・大規模災害に日頃から訓練を通して備え、発生時に万全を期す―と決意を表明した。
また、これまでの勤務や事件などで印象深かったのは秋田での北朝鮮漂着漁民の沿岸上陸、岡山では県下の3大都市で頻発した暴力団抗争で治安の維持に努めた事案を挙げた。
道警の印象については「幼い頃、警察官とパトカーを見ると子ども心に心強さを感じた。警察官は広大で厳しい気候の中でまじめで粘り強く職務に精励している」と語った。
◇
1988年に東大法学部卒業、警察庁入り。鹿児島県警察本部警務部長、秋田県警本部長、独立行政法人自動車事故対策機構理事などを経て前職は岡山県警本部長。
















