大手スーパーのコープさっぽろは苫小牧市と連携し、陳列棚の手前にある商品を選ぶ「てまえどり」のポップの掲示を始めた。市のPRキャラクター環境戦隊「053(ゼロごみ)ファイブ」がデザインされた「すぐに食べるなら…手前から取ってね♪」の文言が目印。市内の全5店舗で呼び掛けを実施しており、同社の苫小牧地区本部の今野雄一本部長は「少しでも食品ロスへの意識が変われば」と話した。
「てまえどり」は、環境省や消費者庁、農林水産省などが呼び掛ける食品ロス削減の一環。商品棚手前の販売期限が迫った商品を積極的に購入してもらい、廃棄される商品を減らそう―と6月からキャンペーンを開始した。市内のセブン―イレブン・ジャパンも同月からポップを掲示している。
コープさっぽろは、以前からリサイクルやレジ袋削減といったごみ減量や環境に配慮した取り組みを実施。今回、同社が市の取り組みに共感し、実現した。各店舗では8月末から徐々に、賞味期限の短い豆腐や納豆、乳製品、パンなどの棚に啓発ポップを掲示していった。1日は、053ファイブ2人と市職員が市三光町のステイ店を訪れPRした。
啓発ポップは市職員の手作りで、053ファイブのメンバーカラーに合わせ、5種類の色を作成。「手前どりからエコ暮らし! はじめるよ―」といった053ファイブのコメントも記載している。ステイ店では、約150枚を商品棚の値札の横に設置した。
ゼロごみ推進課の押本尚也主査は「(てまえどりは)食品ロスを減らす良い活動。他でも広がっていけば」と期待を寄せた。
















