異物混入ワクチンと同一製造番号 苫小牧の職域接種でも使用

異物混入ワクチンと同一製造番号 苫小牧の職域接種でも使用

 新型コロナウイルスのワクチンで、神奈川県が集団接種会場で異物混入が疑われるモデルナ製ワクチンが見つかったと8月31日に発表し、苫小牧市保健センターが実施している職域接種でも、同じ製造番号のワクチンが使用されていることが2日までに分かった。健康被害などは確認されていない。

 厚生労働省によると、異物混入が疑われるワクチンの製造番号は「3005286」。異物は製品のゴム栓である可能性が高いと考えられる―とし、同じ番号の他の容器については「有効性、安全性に問題はなく、ワクチンの接種を差し控える必要はない」と発表している。

 市保健センターは「以前から充塡(じゅうてん)する際などに異常がないか、その都度確認しながら接種を行っている」とし、国の指示に従って接種を進める方針。

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