秋のヒグマに警戒を 道の注意特別期間スタート

秋のヒグマに警戒を 道の注意特別期間スタート
注意喚起する「秋のヒグマ注意特別期間」のビラ

 道は4日から、「秋のヒグマ注意特別期間」をスタートさせた。今年はヒグマによる人身事故が多発し、これまでに記録が残る1962年以降で過去最多の5件9人が死傷(うち死亡3人)している。

 人身被害は山菜採りやキノコ採りの春と秋に多い。ヒグマは冬眠明けや冬眠を控えた時期、餌を求めて活発に活動するために遭遇する確率が高い。道は「被害の3分の2が山菜・キノコ採りで発生している」と指摘。ヒグマ被害の未然防止を図るため、10月31日まで「秋のヒグマ注意特別期間」と位置付けている。

 被害者にならない一番の方法は「ヒグマに遭わないこと」と強調。野山に入る時は▽事前にヒグマの出没情報を確認する▽1人では入らない▽ふんや足跡を見たら引き返す▽音を出しながら歩く▽薄暗い時には行動しない▽食べ物やごみは必ず持ち帰るように―と呼び掛けている。

 今年は札幌市中心部でもヒグマが出没し、6月18日には東区市街地で住民を襲い、4人が重軽傷の被害に遭っている。鈴木直道知事は3日の定例会見で「これまでヒグマが市街地に入ってくることがなかった。今の状況を受け、計画を作り実効性ある中身にしたい」と対策を講じる考えを明らかにしている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る